美容室アフェテスタ楠森氏による技術解説です。


アシッドウォームacは、ハイトーンカラーなどによるハイダメージ毛に対して酸性側でチオをかけることにより、従来ウエーブになりそうもない毛髪に希望のウエーブをかけることのできるパーマ液です。
また、アイロンによる作業にも適しています。

モデルさんになっていただいた方の髪質は13レベルに近いハイトーンとブリーチムラを起こし、一度ストレートパーマもかけています。
そのため、シスでかけてもご覧のようにウエーブにはなりません。
もちろん毛先はポーラスヘアになり、スタイリングも思うようにならなくなるまでになってしまいました。

どのくらい傷んでいるのか毛先のチリつき具合にも注意してみてください。

※ 最良の前処置として
evahU(ケラチンコラーゲン)を原液で塗布し、ハーフドライング後evahU×W(ケラピュア)をふりかけ、完全ドライしてからウエットに戻し、つけ巻きすることがよいと思います。
それにより内部充填を施してケラチン結合を増やすわけです。
ケラチンコラーゲン ケラピュア


今回は何も前処置せずにウェット状態で水巻から入りました。


希望ウエーブ (長さに対して
トップ ワンカール
サイドバック ツーカール)
(平巻き)


1液タイム アシッドウォームac 10分(加温が必要)
→ 2気圧程度の加湿がベストです。
テスト
evahV(HMイオン)塗布し、分子整列をさせます。
→ 2液β(β+(プラス)混合液) 10分

(ロットアウト直後の状態)

希望の2回転半のウエーブができています。

毛先にもハーフカールがしっかり入っているのがわかります。


※ 同じことを繰り返しますが、1液・2液塗布後、共に2気圧以上のスチームを噴射してあげますと、より浸透が高まり、時間も半分近く縮まります。

シャンプー台で寝かせてからでいいですので、evahβ(2液)を軽くかけてから流していただくと、より定着が高まります。


evahβ(β+混合液)はチオα、シスα、ac共に共通の作用をするように調整してあります。



「何度もカラーやパーマを繰り返して、かなりパサパサした髪の毛でしたが、ゆるめでもシッカリかかり、柔らかく、可愛いツヤのあるスタイルをイメージしました。」

モデルさんも実は髪の傷みでパーマは避けていたみたいでした。

「シッカリとケラピュアで前処理をしてダメージをなくしてから、パーマをかけていきます。
薬剤の放置タイムも、まめに髪の状態を見ながら1液・2液をつけましょう。」


「思ったとおり、それ以上にダメージがなく、イメージどおりに仕上がりました。モデルさんもかなり喜んでくれて安心した様子でしたよ。
一人一人によって髪質やダメージ度が違います。
良くカウンセリングすることが大切です。
あと一番大事なことは、気持ちと工夫が大事ですね。
お客様を喜ばせてください。」


Hair&Photograph

楠森努


アフェテスタ

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